CARE

革の靴の手入れ方法

いつまでもお気に入りの革の靴とともに、お出かけしたいですよね。こちらでは、革の靴の「形を保つこと」と「磨くこと」について、ご紹介します。

お気に入りの革の靴を長い間履くために、下記の3つが大切です。

どれも簡単に、すぐに出来ますので、ぜひやってみてあげてください。

1. 靴の休靴日を2日以上確保する

オーダーメイド靴

1日中履くと、靴の中はおおよそコップ半分程度の水分を革やインソールなどが吸収しています。その水分が乾く前に履いてしまうと、革の痛みにつながりやすく、悪臭やカビ、ひび割れなどの原因につながります。複数の靴でローテーションを組むなど、なるべく連日で履かないようにしてあげましょう。

2. 革の靴の形状を保つ

オーダーメイド靴

「形状を保つ」ために行うことは、とても簡単で、下記の2つをするだけです。

シューツリー(シューキーパー)を入れてあげる

靴べら(シューホーン)を使う

では、少し詳しく説明いたします。

1シューツリーを入れてあげる

シューツリーを入れないと、靴の先が変形したり、シワがたくさん入るなどして形が悪くなってしまいます。さっと革の靴に入れるだけですし、ネットでも買えますので、ぜひ使いましょう。

帰ってきた日

1日中履いた後は、靴の中の湿気を取ることが大事です。シューツリーは入れずに、湿気が籠らない場所で乾燥させましょう。※通気性の非常に高いシューツリーであれば、すぐに入れても大丈夫です。

翌日

シューツリーを入れて形状を保ちながら、さらに湿気を取りましょう。この時に、ブラシでほこりや汚れを落としておくと、きれいな状態が長続きします。

2靴べら(シューホーン)を使う

かかとには「月形芯」と呼ばれる、かかとの形状を保つ固い素材が入っています。この「月形芯」の形が崩れると、見た目が非常に悪くなりますので、靴べらを使って履くようにしましょう。※かかとの形状を崩さないよう気を付けて履くことが出来る革靴の場合は、使わなくて大丈夫です。

3. 革の靴を磨く

革の靴磨きは、毎回する必要はありません。靴磨きをしない時は、ブラシで埃と汚れをとってあげましょう。 5回ぐらい履くと、汚れやほこりがたまってきますので、磨いてあげましょう。中2日以上のローテーションであれば、3~4週間に1回程度ですね。雨の日に履いたなど、汚れが気になる時は、しっかり磨いてあげましょう。革の靴を磨くポイントは2つです。

汚れを落としてきれいにする

革に栄養をあげて元気にする

この2つを意識しながら磨くと、わかりやすいかと思います。では、革の靴のお手入れ方法について、わかりやすく具体的にご説明いたします。

靴磨きをする前に

シューレース(紐)をしている場合は外しましょう。シューツリーをセットすると、とても磨きやすくなります。

※ご注意ください※
靴のサイズより大きいシューツリーを使ってしまうと、革が伸びてしまう場合があります。靴の大きさに合ったシューツリーを使いましょう。

革の靴磨きの手順

1ブラシでホコリや汚れを落とす

オーダーメイド靴

革のについている汚れやほこりを落とすため、ブラシ(馬毛)を使います。革の靴の全体を、しっかりブラッシングしましょう。革とソールの境目や、革と革の間などの細かい部分は入念に行いましょう。

2クリーナーできれいにする

古い靴クリームや油分などを取り除くため、クリーナーを使います。液体クリーナーをコットンなどに取って、革の靴の全体に、薄く延ばしながら塗りましょう。

※ご注意ください※
直接革にクリーナーをつけたり、クリーナーの量が多いと、シミなどの原因となります。

3乳化クリーム(靴クリーム)で栄養補給

オーダーメイド靴

革の靴に、水分と油分を補給するため、乳化クリームを塗ります。

1)小さくて丸いブラシ、またはタオル等の布に、米粒2~3個分程度乳化クリームをつけ、靴全体に広がるように塗りましょう。

2)ブラシ(豚毛や化繊)でさらに均等になるように、素早くブラッシングしつつ、縫い目や境目にもクリームが行きわたるようにしょう。

3)古いタオルやTシャツで乾拭きして仕上げましょう。

最後に、雨が降りそうなときは出かける前に防水スプレーをしましょう!防水スプレーは、革靴にシミが出来てしまう商品もあります。スプレーの取り扱い説明をよく読み、革製品で利用可能な防水スプレーをご使用ください。

通常は、この3ステップでOKです。時間は5分ぐらいです。出勤前にやるのはなかなか大変ですが、休日に靴をきれいにしてあげると、気分もあがりますよ!

FAQ

  • Q 液体クリーナーではなくて、水拭きで汚れを落としても大丈夫?

    A 水では油分が落ちにくく、きれいになりにくいので、液体クリーナーできれいにしてあげましょう。

  • Q 乳化クリームがたくさんついちゃったけど大丈夫?

    A クリームが多くついていると、ほこりや汚れの原因になりますので、ブラッシングで、余分なクリームを取ってあげましょう。

  • Q 雨に濡れた後に靴が乾いたら、白い粉がふいたような状態になってしまった・・・。

    A 白いのは、革の中に含まれていた塩分や脂成分です。靴磨きと同じ手順で、丁寧に磨いていきましょう。乳化クリームは、靴と同系色を使って、白いのが目立たないようにするとよいです。

  • Q 靴を買ったら、そのまま履いて出かけても大丈夫?

    A 靴は、艶出しや保湿用に乳化クリーム(靴クリーム)が塗られた状態で出荷されます。そのまま出かけても大丈夫ですが、初めてお出かけする際は「靴の手入れ方法【3】革の靴を磨く」を行うことをお勧めします。雨予防で、防水スプレーをしておくと、さらに安心です。